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切文字専門サイトが製作した切文字の参考写真やお客様の声を随時更新させて頂いております!

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切文字17:製作編 & 取付壁面編

お客様から大変人気のある金属切文字について本稿でご説明致します。

 

金属切文字はレーザーにて金属の板をカットしていきます。

カットというより、焼き切るという表現が正しいのかもしれません。

 

金属切文字製作の際に必要な最低線幅は3.5mm以上となります。

それ以下の線幅ですと、途中で金属板が焼き切れてしまう点や、

文字の裏にボルトを立てられてないという点がございます。

 

浮かせの場合、必要な最低線幅は6mm以上となります。

文字の線が全て6mm以上必要というわけではないのですが、

浮かせパイプにて取付の場合、パイプがφ5(5mm径)となります。

浮かせパイプとボルトには隙間が出来、重力により垂れ下がる点や、

文字の表からパイプが見えないようにするために6mm以上必要となります。

 

また、取付壁面も出来るだけ平ら(フラット)な面が向いております。

ベタ付け浮かせ付け共に凹凸がある面に取付ける際にはご注意頂く必要がございます。

今回は浮かせ付けについての画像を用いてご説明致します。

 

 

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1のような平らな壁面には浮かせパイプ(スペーサー)を用いた取付も困難ではございません。

しかし、2のような凹凸の多い面に対して浮かせパイプでの取付は

文字の出面が合わない可能性及び、パイプからはみ出したボルトが見えてしまいます。

 

 

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3のような壁面も2同様です。(ここまでギザギザの壁面はあまり見かけないですが……)

4は目地のあるタイルやレンガなどの凸部分にボルトを立てるパターンの参考でございます。

目地のピッチが揃っている場合、ピッチをお教え頂ければ

ボルトを立てる位置を製作時に合わせることが可能でございます。

 

 

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5は4と同じ目地のある壁面ですが、

凹部分と凸部分にボルトを立てているのがおわかり頂けるかと思います。

こちらの取付の場合、やはり浮かせパイプでの取付ですと

2と同じ現象(パイプがはみ出す)が起こります。

6は斜めの壁面に対して、金属切文字を壁面に対して水平ではなく取付のパターンです。

こちらも浮かせパイプからはみ出したボルトが見えてしまいます。

 

全てのパターンでボルトの埋め込みの深さで調整して頂ければ、浮かせで取付も可能ですが

浮かせパイプ併用での取付のみ困難となります。