赤い文字やロゴをアクリルで作りたい時は、赤いアクリル板を使ったり、赤く塗装してしまったり、いろいろな方法があります。
今回は、赤いシートを貼る方法をご紹介します!
アクリル切文字に赤いシートを水貼りします
今回は、会社ロゴ+社名でのアクリル切文字製作です。
社名は白のアクリル板を文字の形にカットします。会社ロゴも同じ白のアクリル板で、赤シートを貼っての製作です!
上にあるのが赤いシートです。文字の部分(EIRIN)は「抜き」になっています。
アクリルは傷を防ぐための養生シートを半分めくったところです。
水貼りとは?
水貼りって何?と思いますよね〜。
水貼りとは、「シートに水を吹きかけ、製作時にシートの粘着力を低減させる貼り方」です。最終的に水は蒸発していきますのでご安心を。
実はですね、私もこの写真を取るときまであんまり良くわかってなかったんです😅普段はwebサイト制作を担当しており、看板製作作業にほとんど携わっていないので「え?水?どうしたん・・・!?」状態で、説明してもらいながら撮影しました😳
順を追って説明させていただきますね〜👍
まず、水貼りで使用する水には少しだけ中性洗剤を混ぜておくと良いです。滑りがよくなります。そして、アクリル板とシートにブシャっと吹きかけます。
👇シートの粘着面に向かって水を吹きかけます!何してんの!?と思いますよね〜。でもこれがめちゃくちゃ大事なんです!
👇そして、貼っていきます。ここでシートに注目〜!文字部分が「抜き」になっているのが分かりますよね〜。
「抜き」部分は下のアクリル板が見えるようになります。
この貼り作業で一発でバッチシに貼れるのであれば、水貼りは不要です。が、やはり微調整が必要ですよね。
ここが水貼りの真骨頂で、なぜ水貼りをするのかという話に繋がります。カッティングシートとは簡単に言うとシールなんですが、シールって一度貼っちゃうと剥がすの大変じゃないですか?大変ですよね😓
微調整のために何度も剥がしたりとか、そういうことは出来ません。しかし、水貼りだとシートの粘着力を低減させているので、微調整が可能です🙆♀️そして、中性洗剤が入っているので滑りも良いのです。入れすぎると滑りすぎるのでダメですよ🙅♂️
さて、位置が決まったのでスキージで圧着させます。この時水を出す感じでしっかりやると良いそうです!
ということで、貼れました〜。
黒い点々がありますが、これは位置を調整するためにつけた印です。「え!?商品に印付けたらあかんやん!?」と思った方いますよね〜。安心して下さい。
透明のシートが見えるでしょうか?こちら透明の転写シートが一番上に貼られており、最終的には剥がします。なので水をふりかけても、印をつけても大丈夫なんです。
ちなみに、裏側から見るとこんな感じ。両面テープがベタッと貼ってあります。そして、実はシートは少し大きめに作ってあるのです。(なので印をつけていました)
最終的に不要な部分をカットしていきます👇
そして、水が蒸発するのを待ってから、透明の転写シートを剥がして完成です。
水が蒸発すれば、普通のカッティングシート(シールみたいな感じ)と同じなので、ベタッとしっかり貼り付いてくれます。ご安心下さい🙆♀️
おわりに
ということで、今回はカッティングシートをアクリルに貼って製作したアクリル切文字の製作事例でした。ほぼ、水貼りの説明になってしまいましたが・・・
お客さまより、掲載をご快諾頂きました。ありがとうございました!